• 読書メモ:影響力の武器 実践編

    Posted on 11月 1st, 2009 haru No comments
    影響力の武器 実践編―「イエス!」を引き出す50の秘訣
    影響力の武器 実践編―「イエス!」を引き出す50の秘訣
    • 発売元: 誠信書房
    • 価格: ¥ 2,100
    • 発売日: 2009/06/09

    ★★★★★

    「影響力の武器」の続編。
    具体的な研究事例をベースに、「影響力の武器」で紹介された
    原理がどのように働いているかを紹介している。

    聖幸さん同様、メモを取っていたらメモだらけになってしまった。
    これは良著の証。

    • 社会的証明とは、みんなやってますよ、というお墨付き
      日本人は特にこれに弱いかもしれない
    • 社会的証明は、例が自分の状況に近い人であるほど効果が高い
    • ネガティブな社会的証明は危険
      『赤信号みんなで渡れば』になり、悪事を助長してしまう
      →良い振る舞いを伝える
    • 平均よりも良い行いをしている人も、平均値に近づく力が働いてしまう。
      →良い行いには肯定的なメッセージを伝える
    • 特典を無料にすると、価値がないものだからと思われてしまう
      →実際の価値を合わせて示すと、ありがたみが増す
    • 上位商品の役割は、下のラインナップのお買い得度が増して見えること
      →数が出ないからといって最上位商品を外すと、
      その下のラインが最上位となってドミノ倒しになる危険性!
    • 恐怖による説得には、具体的な解決方法を同時に伝える必要がある
    • 返報性の原理には強い持続力があり、好き嫌いにも勝る
    • 「誰かを助けておけばいいだろう」と考える方がはるかに生産的
    • アンケートに、一言手書きの付箋を貼るだけで回収率が高まり、
      反応の早さも内容の詳しさも向上する
      何かを依頼するときには、その方法に親しみや心配りが表れていればいるほど、
      相手が承諾してくれる可能性が高まる
    • インセンティブと返報性とは異なるので注意が必要
      →誰かが「あなたが私に先に何かをしてくれたら」という条件つきで
      「◯◯してあげる」という見返りを提案してきた場合、
      あなたがそれに協力する義理はほとんどないということです。
    • 同僚、顧客、生徒、知り合いなど誰かに協力を促すためには、
      まずこちらが本当に完全に無条件で手助けを申し出なくてはいけない
    • 返報性は時間でどう変化する?
      恩恵を受けた側の人:受けた直後は恩恵の価値を高く見ていたが、
      時間が経つにつれて、恩恵の価値を低く見るようになる
      恩恵を与えた側の人:与えた直後は恩恵の価値を低く見ていたが、
      時間が経つにつれて、してあげたことの価値を高く見るようになる
    • ラベリングは、相手にそのラベルのとおりに振る舞うように求める
      →「いつもご協力頂きありがとうございます」というタイプ
    • 一貫性、コミットメントは人の行動を強く縛る
      例)質問で協力を引き出す
      (Yesと言ってくれそうな)社会的に好ましい行動をするかどうか尋ねる
      Yesならその理由を尋ねる
      自発的、積極的、公言されたコミットメントは強い効果
    • 「キャンセルなさるときはお電話いただけますか?」
      →自分で理由を書いてもらう
    • 目標を紙に書くのも、自分に対するコミットメント
    • 加齢と共に一貫性に対する志向は強まる=歳を取るとがんこになる
      →習慣との一貫性を伝えるとプラス
       ただし、以前の判断は「その時点では」正しかったと伝える
    • あまりよく思われていない人に頼みごとをする
      恩を施してくれた人は好意を持ってくれる
    • 「1ペニーでも助かります」
      募金してくれる人の数が増え、平均額は変わらなかった
      「少しで構わないので」と伝えるのがよい
      →「小さな一歩」効果
    • 自己宣伝は反感を呼び起こす
      他人に自分の知識や業績を紹介してもらう 資格や免状、証書でもいい
    • 集団における意思決定では、 結局意思決定をしているのはリーダー一人
      →リーダーは反対意見を求めるように意識する必要
      悪魔の代弁者でもいないよりマシだが、効果は小さくなる
    • 小さな欠点には先に知らせると、誠実さと写り好感度が増す
      ただし欠点は小さい必要。欠点と関連のある長所を示すと更によい
    • 人は自分の名前に似ている人やものに親しみを感じる。職業ですら!
      →相手のセリフを全く同じに繰り返すだけで好感度が増す
    • ニューコークは損失回避と希少性で理解できる
      →なじみのものを失う恐れ
    • 人にものを頼むときは、必ず強力な根拠を示すといい
      当たり前の根拠でも、受け入れてもらえる確率が上がる
    • 読みやすさ、理解しやすさ、発音しやすさを内容の説得力と関連付けてしまう
      発音しやすい、韻を踏んでいる、わかりやすい名前にすると良い
    • 8個ためると特典がもらえるポイントより、10個でもらえて既に2つあるポイント
      →途中まで来ていると感じることで、進みやすくなる
    • 鏡を置いておくだけで不正行為は減る。目のマークでも!
      →自分の目でも、他人の目でも効果あり。
    • 感情の高まり、睡眠不足は判断に影響を与える。しかもそれは自覚しにくい
    • 個人主義(米、英など欧米諸国)と集団主義(日本などアジア諸国)の国では
      判断基準が異なる
      →一貫性に訴えるか、社会的証明に訴えるかを変える必要

    どれも身に覚えがあることで、日常生活にも応用が利きそうなことばかり。
    なんだかずらずらと並べて読みにくくなってしまったが、
    メモを取ってしまったのだからしょうがないじゃない!

    ということで、影響力の武器に続いて、これまたとても興味深く読めた。
    文句なしの★5つ!

    ちなみに影響力の武器本編同様、マインドマップ的読書感想文での
    書評を読んだのがきっかけ。ありがとうございます。
    【スゴ本】「影響力の武器 実践編」がやっぱりスゴかった件:マインドマップ的読書感想文

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  • 読書メモ:影響力の武器

    Posted on 11月 1st, 2009 haru No comments
    影響力の武器[第二版]―なぜ、人は動かされるのか
    影響力の武器[第二版]―なぜ、人は動かされるのか
    • 発売元: 誠信書房
    • 価格: ¥ 2,940
    • 発売日: 2007/09/14

    ★★★★★

    なんだか知らないうちに「うん」と言わされてしまった。
    この人に頼まれるとなぜだか断れない。
    こんなことはないだろうか?

    この本では、人が思わずYesと言ってしまいがちな
    6つのパターンを紹介している。

    1. 返報性
       何かしてもらうと、同じような形でお返ししたくなる
    2. コミットメントと一貫性
       前の言動と一致した行動を取りたくなる
    3. 社会的証明
       他の人がそうしているから
    4. 好意
       好意を持っている人の言うことは聞いてあげたくなる
    5. 権威
       専門家の言っていることは正しいだろうという思考停止
    6. 希少性
       数量限定、期間限定、レア物、など

    読んでいて、どれも頷かされるものばかり。
    確かにどれも効果があると、経験を通じて実感できる。
    効果と共に、防御策が書かれているところも○。

    「他人にYesと言ってもらいたい」という場面は、
    どんな人も日常的に経験しているはず。
    ビジネスをやっている人ならばなおさらのこと。
    例えば、営業の人だけでなく、上司をYesと言わせたい場合、
    同僚、部下に頼みごとをしたい場合。
    どんなときにも応用が利く。

    ただし、強力なだけに、悪用することも可能だ。
    しかし人をだましてYesと言わせることは、
    長期的には良い関係を築けないのでやめた方が良い、
    というのが著者の言葉。私もそう思う。

    ということで、これはぜひ読むべき本。
    オススメの★5つ!

    ちなみにこの本にたどり着いたのは、マインドマップ的読書感想文
    激賞されていたのがきっかけだった気がする。
    【速報!】最強のビジネス本「影響力の武器」の[第二版]がいよいよ登場!!:マインドマップ的読書感想文

    他にも、勝間和代さんも推奨。
    確かに、それだけすばらしい本です。
    ちなみに続編の「影響力の武器 実践編」も★5つ。

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  • 読書メモ:お金と英語の非常識な関係(上)(下)

    Posted on 9月 30th, 2009 haru No comments
    お金と英語の非常識な関係(上) 神田昌典&ウィリアム・リード、スペシャル対談CD付き
    お金と英語の非常識な関係(上) 神田昌典&ウィリアム・リード、スペシャル対談CD付き
    • 発売元: フォレスト出版
    • 価格: ¥ 1,365
    • 発売日: 2004/07/17
    お金と英語の非常識な関係(下)―神田昌典の全情報ソース付き
    お金と英語の非常識な関係(下)―神田昌典の全情報ソース付き
    • 発売元: フォレスト出版
    • 価格: ¥ 1,365
    • 発売日: 2004/07/17

    ★★★★★

    英語の勉強と盛りだくさんの+α

    「口コミ伝染病」「60分間・企業ダントツ化プロジェクト」や
    フォトリーディングでも有名な神田昌典氏の本。
    内容を超要約すると以下のような感じ。

    「本は未だ英語ができる人が少ないので、
    英語をビジネスで使えるようになるととてもよい。
    そして英語をビジネスで使えるようにするのは
    実はそれほど難しくない。考える前に飛べ!」

    他に興味深かったのは以下の点。

    ・意志疎通だけであれば、中学生レベルの単語で十分
    日本人はマジメに「正しい英語」を話そうとするが、
    それはむしろ有害だという考え方の転換。
    単語は捨てる、日常会話を捨てる、などの考え方も斬新。

    ・洋書をフォトリーディングする
    「あなたもいままでの10倍速く本が読める」の神田氏なので、
    洋書をフォトリーディングで読む方法についても書かれている。
    確かに、洋書こそフォトリーディングに向いていると思う。
    和訳が出ていない本でも読んでみようかしら。

    英語の学習以外にも、夢の実現のための考え方や、
    巻末の海外からの情報収集の方法などの情報が盛りだくさん。
    神田氏とウイリアム・リード氏との英語での対談CDもついている。
    どれもとても有益なコンテンツだと感じた。
    オススメできる。★5つ。

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  • 読書メモ:手紙屋 蛍雪篇

    Posted on 9月 22nd, 2009 haru No comments
    手紙屋 蛍雪篇〜私の受験勉強を変えた十通の手紙〜
    手紙屋 蛍雪篇〜私の受験勉強を変えた十通の手紙〜
    • 発売元: ディスカヴァー・トゥエンティワン
    • 価格: ¥ 1,575
    • 発売日: 2007/12/28

    ★★★★★

    喜多川泰氏の「手紙屋」の続編。
    さすが喜多川氏。いい本だ。

    「手紙屋」は、就職活動に悩んでいる大学生が主人公だった。
    この「蛍雪」編は、受験勉強に悩んでいる女子高生が主人公だ。
    塾の経営者である喜多川氏らしく、学生たちに向けたメッセージが伝わってくる。

    勉強は、つまるところモチベーションである。
    なぜなら、最良の結果を出すためには、それだけの努力が必要で、
    その努力を支えるものがモチベーションだからである。

    いい大学に行って、いい会社に入って・・・というお題目をリアルに感じ、
    長い受験勉強のモチベーションとできる人はどれくらいいるのだろうか。

    途上国の人たちは勉強の激しさが違うというのも、
    それだけのモチベーションを持っているからだ。
    自分が勉強して10人の家族を養っていくんだ、という考えの人と、
    自分が勉強をしなくても困るのは自分、という考えの人では
    モチベーションに差が出るのは当然だろう。

    だから、私は先進国の恵まれた環境の人は、
    モチベーションで途上国の人に勝つことは難しいと考えていた。

    しかしこの本は、その「勉強」のモチベーションについての認識を
    新たにしてくれるものだった。
    ハングリーな環境になくても、強いモチベーションを持てる可能性が
    あるのだと思えた。

    自分が受験勉強の前にこの本を読んでいたら、
    受験勉強の結果は、そして大学での生活は
    どう変わっていただろう?と思った。
    そして、読んでおきたかった、とも。
    まぁ出版されてなかったからムリなんだけど。

    勉強は生きている限り続くもの。
    学生以外の人にもオススメ。★5つ。

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  • 読書メモ:君と会えたから・・・

    Posted on 9月 22nd, 2009 haru No comments
    君と会えたから・・・
    君と会えたから・・・
    • 発売元: ディスカヴァー・トゥエンティワン
    • 価格: ¥ 1,428
    • 発売日: 2006/07/10

    ★★★★★★

    「手紙屋」「上京物語」の喜多川泰氏の本。

    今まで、かなり本を読んできた。
    ここ数年は特に数多く読んでいると思う。
    でも、ここまでストレートに心が動かされたのは初めてな気がする。
    本文で何回か心の汗が出て、後書きでも目から液体がこぼれた。

    人生、という言葉について意識し出したのは、いつ頃からだろう。

    私の場合は、おそらく多くの人と同じだと思うが、大学受験の時だった。
    それが、自分が進む道を自分で選ぶことができる、実質的には初めての機会だったからだ。

    しかしそのときに何を考えていただろうか。
    今考えてみれば、なんとなく「世の中そういうもんだ」という流れを
    なぞっているだけであり、しっかり考え抜いた上で「自分で選んだ」と
    言えるものではなかった。

    次の機会は、これも多くの人と同じだと思うが、就職活動の時だった。
    この時の方が、受験よりも「自分が選択する」という感覚は強い。
    だからこそ、多くの人が人生で初めて、「自分は人生で何がしたいのだろう?」と
    真剣に悩むのだろう。

    最近喜多川氏の本を読んで思うのは、自分がこういった人生のターニングポイントにあるときに、
    これらの本を読んでいたらどうなっていただろう?ということだ。
    そして、今こういった時期に直面している人が、これらの本を読んだら
    どう変わるのだろう?とも思う。

    喜多川氏の本は、人生を変える力があると感じる。
    それだけに、自分の大事な人がそういった場面にあるときには、
    ぜひ読んで欲しいと思うし、自分がこれから生きていくにあたっても、
    心に留めておきたいと感じた。

    あまり内容に立ち入ったことは書かなかったが、こういったことを
    考えさせられる本だということは伝わったかと思う。
    今まで人生で読んできた中でも、特にすばらしい本だった。

    ★は5つを振り切って6つ。
    喜多川氏の他の本も併せて、ぜひ読んでみてほしい。

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  • 読書メモ:エコノミック・ヒットマン

    Posted on 9月 19th, 2009 haru No comments
    エコノミック・ヒットマン 途上国を食い物にするアメリカ
    エコノミック・ヒットマン 途上国を食い物にするアメリカ
    • 発売元: 東洋経済新報社
    • 価格: ¥ 1,890
    • 発売日: 2007/12/14

    ★★★★★

    金融危機で陰りを見せているとはいえ、いまだアメリカは
    世界全体に対して大きな影響力を持っている。
    その影響力は、一体どのようにして作られてきたのだろうか?

    方法の一つは、世界一を誇る軍事力だろう。
    しかしそれは、あくまで最後の強行手段である
    この本では、もう一つの力である経済力により、
    他国を支配下に置く方法について書かれている。

    その方法とは?
    簡単にいうと以下のような流れだ。

    発展途上の資源国にアメリカが乗り込み、
    融資を受ければ飛躍的な高成長を見込めると口説いて、
    大規模な近代化の開発を行う。請け負うのは当然アメリカ企業。
    その恩恵は一部の富裕層のみに流れ、貧富の差は拡大。
    しかも、飛躍的な高成長は続かないので債務不履行に。
    するとIMFや世界銀行が入り、国としての自由は奪われる・・・

    ポイントは、全てが合法的に行われているということだ。
    コンサルタント、建設業、製造業。それぞれは企業活動を行っているだけだが、
    結果としてアメリカ帝国の支配を強めるための駒の1つとなっている。
    このやり方を、著者はコーポレートクラシーと呼んでいる。

    もう一つのポイントは、普通の国は債務不履行になるような投資はしないが、
    アメリカは違うという点だ。これはひとえに、ドルが基軸通過だからである。
    この点については北野氏の隷属国家 日本の岐路に詳しい。

    著者は、このアメリカの世界帝国化を請け負う、
    エコノミック・ヒットマン(EHM)として長年働いてきた。
    しかし、自らの行ってきた仕事がいかに世界を歪めているかに気づき、
    本書でこの仕組みを告白している。

    • 世界の全人口のうち、もっとも裕福な国々に住む上位五分の一の層と、もっとも貧しい国々に
      住む下位五分の一の層との所得を比較すると、一九六〇年には三〇対一だったが、
      一九九五年には七四対一にまで格差が広がった。
    • もしアメリカの債権国のどこか(たとえば日本や中国)が、
      債務返済を求める決定をしたら、状況は劇的に変化する。
      アメリカは一瞬にして、きわめて危うい状況にいることに気づくだろう。
    • 現代の帝国の本当の筋書きーつまり絶望的な状況の人々から搾取する、
      歴史上もっとも野蛮で、利己的で、最終的には事故破滅的な資源簒奪を実行する
      コーポレートクラシーの物語ーは(中略)あらゆる点で私たち自身の問題なのだ。
    • NBAゼネラル・エレクトリック社の、ABCはディズニー社の、
      CBSはヴァイアコム社の傘下にあり、CNNは巨大な複合企業
      AOLタイムワーナーの一部である。
      新聞や雑誌や出版社の大半は巨大な国際企業に所有され、操作されている。
      メディアはコーポレートクラシーの一部なのだ。

    平和な日本に暮らしているからこそ、
    資本主義の暗い一面はぜひとも知っておくべき。
    最後の1/4程だけでも読む価値がある。
    オススメ。★5つ。

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  • 読書メモ:鏡の法則

    Posted on 9月 13th, 2009 haru No comments
    鏡の法則 人生のどんな問題も解決する魔法のルール
    鏡の法則 人生のどんな問題も解決する魔法のルール
    • 発売元: 総合法令出版
    • 価格: ¥ 1,000
    • 発売日: 2006/05/10

    ★★★★★

    実話に基づいたストーリーから、人生の問題を解決する法則を紹介している。

    という説明だと、意味がわからないだろう。まぁ、読んでみて欲しい。
    解説を入れても100ページないくらいなので、すぐ読める。
    誰しも思い当たる節があるように書かれているので、共感できるはず。

    鏡の法則とは以下のようなものである。
    「私たちの人生の現実は、私たちの心の中を映し出す鏡である」
    あるいは、
    「自分の心の波長にピッタリな出来事が起きる」

    これは、ジェームズ・アレンの「原因と結果の法則」とほぼ重なる。
    あるいは、「引き寄せの法則」とも言う。

    問題には、原因がある。
    原因は自分の中にあり、自分を変えることで問題は解決できる。
    そう考え、行動することで、人生を良い方向に向けることができる。
    そのための一歩を踏み出す勇気が必要。
    そういうことだと理解した。

    上に書いたように、100ページもない薄い本。
    だからといって、内容も薄いとは限らないという良い見本。
    オススメ。★5つ。

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  • 読書メモ:ラストホープ 福島孝徳

    Posted on 9月 12th, 2009 haru No comments
    ラストホープ 福島孝徳 「神の手」と呼ばれる世界TOPの脳外科医
    ラストホープ 福島孝徳 「神の手」と呼ばれる世界TOPの脳外科医
    • 発売元: 徳間書店
    • 価格: ¥ 1,365
    • 発売日: 2004/03/20

    ★★★★★

    ゴッドハンドと呼ばれる、脳外科医福島孝徳氏。

    彼一人が年間にこなす手術数は、他の日本人全体の手術数を上回る。
    更に、手術の成功率も抜群。
    一体どうしたら、彼のような人ができるのだろうか。

    才能、というのは必要条件だろう。
    福島氏の場合、天性の手先の器用さというのはまずある。
    そして尽きることのないエネルギー。これも天性のものだろう。

    しかし、才能だけではこれだけの実績は残せないと感じる。
    イチローにしても高橋尚子にしても、才能+たゆまぬ努力があってこそ、
    天才と言われる実績にたどり着くのだろう。

    その努力を支えるのはなんだろう。
    そのヒントは福島氏の以下のセリフにある。

    ・Passion(情熱)
    私の人生そのものがパッション。全身脳外科人生です。

    ・Love(愛)
    天職としての脳外科を愛しています。もちろん妻や子を愛していますが、妻には「あなたは脳外科と結婚したひとよ」と言われたりします(苦笑)。

    ・Happiness(幸福)
    自分がやりたいと思うことを続けてきて、こんなにもうまくいっている。そのことに幸せを感じるし、日々神様に感謝しています。

    ・成功(Success)
    手術をして
最高の結果が出ること。それが私にとって唯一のサクセスです。

    ・Growth(成長)
    一日一日、少しでもいいから進歩したい。どうやったら自分の手術がもっと良くなるかをいつも考えてます。それをやめたら私の成長は止まってしまう。

    情熱。

    これこそが、福島氏の努力を支えているものの正体だ。
    自分がやりたいことを、愛していることをやり、その上で結果を残している。
    おそらく彼は、人生幸せだと感じていることだろう。

    「成功者の話を聞いても、自分の成功とは関係ない」
    という意見もある。しかし私は反対の立場だ。

    なぜなら、成功者の話には共通点が見られるということは、
    進むべき方向はわかるということだからだ。
    到達することは難しくても、近づくことはできる。
    実行が難しいのと、不可能であるのとは全く別の話だ。

    福島氏の言うように、
    「一日一日、少しでもいいから進歩したい」
    この気持ちを持ちながら生きていくことが大事なのだろうと感じた。
    自分は、今日、少しでも進歩したか?
    こう問いかけるだけでも意味がありそうだ。

    他にも、医療制度に関する話もおもしろい。
    私は、以下のように考えていた。
    医療現場の労働環境が過酷なのは医者不足が原因なのだから、医者を増やせばいい。
    でもそれは、医療業界側が絞ってきたという側面もある、と。

    しかし福島氏の意見はこうだ。
    日本は医学部に入った人のうち100%に近い人が医者になる(ドイツやフランスは10%程度)。
    従って、数は足りている。ただ、カリキュラムに問題があり、
    臨床の経験が不足している医者が大量に生まれている。
    医者が足りないと感じられるのは、一部の限られた病院に医者が集中しているから。

    氏の提案は以下の通り。
    医学部は数を減らし、質を向上させる。
    カリキュラムを刷新し、臨床経験を多く積ませる。
    具体的には、一般教育と基礎医学過程を4年から2年に縮め、臨床を2年から4年にする。

    ということで、いろいろとためになる良い本だった。★5つ。

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  • 読書メモ:借金の底なし沼で知ったお金の味

    Posted on 9月 2nd, 2009 haru No comments
    借金の底なし沼で知ったお金の味 25歳フリーター、借金1億2千万円、利息24%からの生還記
    借金の底なし沼で知ったお金の味 25歳フリーター、借金1億2千万円、利息24%からの生還記
    • 発売元: 大和書房
    • 価格: ¥ 1,680
    • 発売日: 2009/02/05

    ★★★★★

    ネットビジネスやマーケティングの本を多数出している金森重樹氏が、
    自身のお金の哲学について語っている。

    金森氏の本はかなり厳しい言葉が多いのだが、その理由がわかった気がする。
    本人のお金にまつわる経験がハンパではないのだ。

    彼は25歳で5000万の借金を抱え、それはふくらみ続け、総額1億を超えることになる。
    そしてここからがすごいのだが、彼は10年かけて、自力でこの借金を返済したのだ。

    これがどれだけ大変なことかは経験した本人にしかわからないだろうが、
    そんな環境で苦労をしてきた人だから、
    ぬるい人たちを見るといらだたしいのだろう。

    僕は、普通の人だったら首を吊って死んでしまうような事態に何度か遭ってきています。ですが、平気の平ちゃんでやり過ごしてきています。

    こんなことが言える強さを、一体どれだけの人が持ち合わせているだろう。
    「谷深ければ、山高し」と言われてしまうと、
    一度どん底に落ちることが必要条件になってしまう。
    他の道もあると信じたいところだ。

    他には、彼が借金を返済する過程で身につけた、
    不動産やマーケティングなどについての考察の一部が紹介されている。
    こういった部分もとてもおもしろい。

    担保なしにこれだけの借金を背負う人は少ないだろうが、
    そういった世界の一部も垣間見れる。
    さまざまな意味で、おもしろい本。
    オススメ。★5つ。

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  • 読書メモ:手紙屋~僕の就職活動を変えた十通の手紙~

    Posted on 8月 17th, 2009 haru No comments
    手紙屋~僕の就職活動を変えた十通の手紙~
    手紙屋~僕の就職活動を変えた十通の手紙~
    • 発売元: ディスカヴァー・トゥエンティワン
    • 価格: ¥ 1,575
    • 発売日: 2007/08/15

    ★★★★★

    働くってなんだろう?
    会社ってどうやって選べばいいんだろう?
    社会人になるには何をしておけばばいいんだろう?

    就職活動中の主人公が「手紙屋」との文通を通じて、
    このような疑問に対する自分なりの答えを見いだしていく。

    メインの読者層は、主人公と同じ就活を控えた学生。
    その時期に読めば、喜多川氏の言葉通り「人生を変える一冊」になるだろう。
    一方、社会人が読んでも、仕事や人生について考えるきっかけとなるはず。

    以下メモ。

    • 本当に必要なことは、理想論のように聞こえるかもしれないですが、やはり、「多くの人から必要とされること」なのです。働くことはその手段に過ぎないのです。
    • 今、目の前にあるものに全力を注いで生きる
    • 人生を通じての自分の目標をしっかり持つことです。それを持ったときから自分の人生が始まります。そして、それさえあれば、その目標のために「今日を生きる」という確固たる生き方ができるようになります。

    本のソムリエ氏の言う通り、喜多川氏の本はいつもいい意味での裏切りに出会う。
    どういう裏切りか、そしてそもそも手紙屋ってなんだ?
    という疑問については、読んでみてのお楽しみ。
    学生の時に出会っていたら、何かが変わっていた気がする。★5つ。

    続編もあり。
    手紙屋 蛍雪篇~私の受験勉強を変えた十通の手紙~
    「「福」に憑かれた男 」にせよ「上京物語」にせよ、喜多川氏の本はすばらしい。
    読んだことがない人は、ぜひ一冊でも読んでみて欲しい。

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