• 読書メモ:断る力

    Posted on 11月 24th, 2009 haru No comments
    断る力 (文春新書)
    断る力 (文春新書)
    • 発売元: 文藝春秋
    • 価格: ¥ 945
    • 発売日: 2009/02/19

    ★★★★☆

    今を時めく勝間和代さんが語る処世術。

    タイトルから、内容は
    「なんでもかんでも言われたことをOKしてると、
    便利にこき使われてすり減って自分の時間がなくなって
    成長もしないし良くないYO!」
    という感じだと予想した。だいたい合ってた。

    彼女自身、マッキンゼー時代の30代半ばまでは、
    断ることを知らない超優等生だったが、
    激務でかなり精神的にヤバいところまで行っていたらしい。

    しかし断ることを覚え、自分の武器を磨くことに力を注ぐことなしに
    今の状態はないだろう、とのこと。

    • ある意味、私は「断る力」を身につけるまで、
      「コモディティ」すなわち、他人でも十分に代替がきく
      汎用的な人員だったと思います。
    • 自分に時間を使わないと、頭も使えませんから、
      頭を相手に任せて、自分は手足として「動く」ことになります。

    • いずれにしても、ふだん私たちが生活し、
      能力を発揮していく中で、
      「すべての人に好かれる必要」
      はないのです。あるいは、そのこと自体、不可能なのです。
    • 「不得意」なものは放っておく割り切りと強さが必要

    当然、なんでも断る人はただワガママなだけなので、
    自分の強みを活かせる仕事に集中して成果を出すことが必要。
    そして弱みを克服するより強みを伸ばす方が簡単かつ効率がよいので、
    まず自分の強みを知りましょう、と。

    以下個人的な見解。
    自分の信念に従って行動した結果、嫌われるのは納得できる。
    しかし、人に合わせるために行動した結果、嫌われるのはやり切れない。
    従って、自分が信じるところを行動した方がよいと思う。
    それには、まず自分が信じるところがないといけない。
    自分にとって何が一番大事か。考えておきたいものだ。

    内容にはとても共感できた。
    全員に好かれることはできないので、
    誰かしらからは嫌われることを覚悟しておくべし。
    良い本。★4つ。

    関連:


    その他の書評などはこちら。
    Socialtunes – haru

  • 読書メモ:サービスの底力!

    Posted on 11月 23rd, 2009 haru No comments
    サービスの底力!―「顧客満足度日本一」ホンダクリオ新神奈川が実践していること
    サービスの底力!―「顧客満足度日本一」ホンダクリオ新神奈川が実践していること
    • 発売元: PHP研究所
    • 価格: ¥ 1,365
    • 発売日: 2005/02

    ★★★★☆

    カルロス・ゴーンも視察したという、ホンダの販売店ホンダクリオ新神奈川。
    8年連続顧客満足度No.1という記録を持つこのお店は、
    他のお店とどんな違いがあるのだろうか?
    社長の相澤氏が語る秘密とは。

    読んでみると、特に奇をてらったことをしているのではない。
    基本に忠実に、しかし徹底して行っている。
    その結果が、他に追随をゆるさない結果に繋がっているのだろう。

    相澤氏は、とにかく「厳しいオヤジ」という感じ。
    気になるところはとにかく厳しく言う。
    その結果、出て行く社員も多い。

    しかしその大半が戻ってくるという。これは珍しい。
    社長の言葉は、嫌がらせなどではなく心から出ているからなのだろう。

    • だから私が、「顧客満足はお客様のためではない」ってことを言うと、
      皆さん何を馬鹿なことを、と思われるようですね。
      じゃあ誰のためにそんなことをやっているんだ、っていいますと、
      これ、「自分のため」なんです。
    • お客さまは神様ではなく弱者
    • こっちも意地になって、十回、二十回と行ってダメで、
      もう次ダメだったら諦めようと思った三十回目でOK
    • 3Sではなく30S

    サービス業に関わる人は、読むと得るところがあると思う。
    自分の周りを見るだけでなく、他社、他業界をヒントにするのが
    大事だと思う。★4つ。

    関連:


    その他の書評などはこちら。
    Socialtunes – haru

  • 読書メモ:私に売れないモノはない!

    Posted on 11月 21st, 2009 haru No comments
    私に売れないモノはない!
    私に売れないモノはない!
    • 発売元: フォレスト出版
    • 価格: ¥ 1,575
    • 発売日: 2004/05/19

    ★★★★☆

    一日24時間で18台、一月で174台、年間1425台の車の販売という
    ギネス記録を持っているジョー・ジラード氏。
    彼がセールスについて語っている。

    彼は1928年生まれで、引退したのは1978年。
    当然、インターネットや携帯などという物はない。

    しかし。
    彼のセールスの秘訣は口コミなのだ。

    店を訪れる新客は取らなかった。
    当時の私の顧客は、私を指名してくる人だけだった。一人残らずである。
    そして車を買ってくれた10人のうちおよそ6人は、前にも一度は
    買ってくれたことのある人だった。

    リピート率が非常に高いため、一度膨らんだ顧客リストが
    常にセールスを産み続けていたのだ。
    その秘訣として著者が言うのが、「ジラードの250の法則」である。

    人は誰でも、結婚式や葬式に招待するくらい大事な知り合いが
    250人いる。250人もだ!
    (中略)
    週に50人の人と会い、そのうち2人だけが私の接客に不満を持ったとする。
    たった二人でも、その二人の影響を受ける人は、
    一年後には5000人くらいにはなるだろう。

    一人の客に嫌われることは、あと250人の客に嫌われること。
    つまり、たった一人にでも背を向けさせたら、少なくとも250人には
    悪いウワサが伝わるリスクがあると考えろということだ。

    他には、とにかく多くの潜在顧客の目に自分の名前を触れさせている。
    こんなことまでやっている人はそういないだろう。

    私はスポーツ観戦中に、盛り上がる場面で名刺をばらまくことでも知られている。

    インターネットがないので、ダイレクトメールも当然最大の武器だ。

    配達されたかどうかではない。ジャンクメールの山に埋もれずに、
    開封され、読まれ、自分の名前が話題に上り、記憶されることが肝心なのだ。

    これはe-mail時代になってもまさに同じだ。
    以下、メモ。

    • 約束は守る。それが愛されるコツ。
    • 真実を言っておけば間違いない。
      ただし、相手を喜ばせるための多少の脚色は必要だ。
    • 客をよく見、よく聞いて、自分を語らせるようにすることだ。
      そうすればクロージングに向けて心を開いてくれる。
    • セールスに出会い、セールスというものがわかるようになって
      初めて本当に好きで、やめたくないものを見つけることができた。
    • 常に新しいことを試し、今のやり方を評価する新しい方法を
      探し求めるべきだ。
    • 肝心なのは、どんな店に勤めるかやどんな商品を扱うかではなく、
      顧客にどう接するかだからだ。

    30年以上前の本だが、セールスという仕事の本質は
    今をもって全く変わっていないことがよくわかる。
    また、どの世界でもトップの人というのは、
    仕事にかける情熱が人並みはずれているということも変わらない。

    彼が今の時代にいたとしても、やはりトップクラスのセールスマンに
    なっているのだろう。
    おもしろかった。★4つ。

    関連:


    その他の書評などはこちら。
    Socialtunes – haru

  • 読書メモ:影響力の武器 実践編

    Posted on 11月 1st, 2009 haru No comments
    影響力の武器 実践編―「イエス!」を引き出す50の秘訣
    影響力の武器 実践編―「イエス!」を引き出す50の秘訣
    • 発売元: 誠信書房
    • 価格: ¥ 2,100
    • 発売日: 2009/06/09

    ★★★★★

    「影響力の武器」の続編。
    具体的な研究事例をベースに、「影響力の武器」で紹介された
    原理がどのように働いているかを紹介している。

    聖幸さん同様、メモを取っていたらメモだらけになってしまった。
    これは良著の証。

    • 社会的証明とは、みんなやってますよ、というお墨付き
      日本人は特にこれに弱いかもしれない
    • 社会的証明は、例が自分の状況に近い人であるほど効果が高い
    • ネガティブな社会的証明は危険
      『赤信号みんなで渡れば』になり、悪事を助長してしまう
      →良い振る舞いを伝える
    • 平均よりも良い行いをしている人も、平均値に近づく力が働いてしまう。
      →良い行いには肯定的なメッセージを伝える
    • 特典を無料にすると、価値がないものだからと思われてしまう
      →実際の価値を合わせて示すと、ありがたみが増す
    • 上位商品の役割は、下のラインナップのお買い得度が増して見えること
      →数が出ないからといって最上位商品を外すと、
      その下のラインが最上位となってドミノ倒しになる危険性!
    • 恐怖による説得には、具体的な解決方法を同時に伝える必要がある
    • 返報性の原理には強い持続力があり、好き嫌いにも勝る
    • 「誰かを助けておけばいいだろう」と考える方がはるかに生産的
    • アンケートに、一言手書きの付箋を貼るだけで回収率が高まり、
      反応の早さも内容の詳しさも向上する
      何かを依頼するときには、その方法に親しみや心配りが表れていればいるほど、
      相手が承諾してくれる可能性が高まる
    • インセンティブと返報性とは異なるので注意が必要
      →誰かが「あなたが私に先に何かをしてくれたら」という条件つきで
      「◯◯してあげる」という見返りを提案してきた場合、
      あなたがそれに協力する義理はほとんどないということです。
    • 同僚、顧客、生徒、知り合いなど誰かに協力を促すためには、
      まずこちらが本当に完全に無条件で手助けを申し出なくてはいけない
    • 返報性は時間でどう変化する?
      恩恵を受けた側の人:受けた直後は恩恵の価値を高く見ていたが、
      時間が経つにつれて、恩恵の価値を低く見るようになる
      恩恵を与えた側の人:与えた直後は恩恵の価値を低く見ていたが、
      時間が経つにつれて、してあげたことの価値を高く見るようになる
    • ラベリングは、相手にそのラベルのとおりに振る舞うように求める
      →「いつもご協力頂きありがとうございます」というタイプ
    • 一貫性、コミットメントは人の行動を強く縛る
      例)質問で協力を引き出す
      (Yesと言ってくれそうな)社会的に好ましい行動をするかどうか尋ねる
      Yesならその理由を尋ねる
      自発的、積極的、公言されたコミットメントは強い効果
    • 「キャンセルなさるときはお電話いただけますか?」
      →自分で理由を書いてもらう
    • 目標を紙に書くのも、自分に対するコミットメント
    • 加齢と共に一貫性に対する志向は強まる=歳を取るとがんこになる
      →習慣との一貫性を伝えるとプラス
       ただし、以前の判断は「その時点では」正しかったと伝える
    • あまりよく思われていない人に頼みごとをする
      恩を施してくれた人は好意を持ってくれる
    • 「1ペニーでも助かります」
      募金してくれる人の数が増え、平均額は変わらなかった
      「少しで構わないので」と伝えるのがよい
      →「小さな一歩」効果
    • 自己宣伝は反感を呼び起こす
      他人に自分の知識や業績を紹介してもらう 資格や免状、証書でもいい
    • 集団における意思決定では、 結局意思決定をしているのはリーダー一人
      →リーダーは反対意見を求めるように意識する必要
      悪魔の代弁者でもいないよりマシだが、効果は小さくなる
    • 小さな欠点には先に知らせると、誠実さと写り好感度が増す
      ただし欠点は小さい必要。欠点と関連のある長所を示すと更によい
    • 人は自分の名前に似ている人やものに親しみを感じる。職業ですら!
      →相手のセリフを全く同じに繰り返すだけで好感度が増す
    • ニューコークは損失回避と希少性で理解できる
      →なじみのものを失う恐れ
    • 人にものを頼むときは、必ず強力な根拠を示すといい
      当たり前の根拠でも、受け入れてもらえる確率が上がる
    • 読みやすさ、理解しやすさ、発音しやすさを内容の説得力と関連付けてしまう
      発音しやすい、韻を踏んでいる、わかりやすい名前にすると良い
    • 8個ためると特典がもらえるポイントより、10個でもらえて既に2つあるポイント
      →途中まで来ていると感じることで、進みやすくなる
    • 鏡を置いておくだけで不正行為は減る。目のマークでも!
      →自分の目でも、他人の目でも効果あり。
    • 感情の高まり、睡眠不足は判断に影響を与える。しかもそれは自覚しにくい
    • 個人主義(米、英など欧米諸国)と集団主義(日本などアジア諸国)の国では
      判断基準が異なる
      →一貫性に訴えるか、社会的証明に訴えるかを変える必要

    どれも身に覚えがあることで、日常生活にも応用が利きそうなことばかり。
    なんだかずらずらと並べて読みにくくなってしまったが、
    メモを取ってしまったのだからしょうがないじゃない!

    ということで、影響力の武器に続いて、これまたとても興味深く読めた。
    文句なしの★5つ!

    ちなみに影響力の武器本編同様、マインドマップ的読書感想文での
    書評を読んだのがきっかけ。ありがとうございます。
    【スゴ本】「影響力の武器 実践編」がやっぱりスゴかった件:マインドマップ的読書感想文

    関連:


    その他の書評などはこちら。
    Socialtunes – haru

  • 読書メモ:影響力の武器

    Posted on 11月 1st, 2009 haru No comments
    影響力の武器[第二版]―なぜ、人は動かされるのか
    影響力の武器[第二版]―なぜ、人は動かされるのか
    • 発売元: 誠信書房
    • 価格: ¥ 2,940
    • 発売日: 2007/09/14

    ★★★★★

    なんだか知らないうちに「うん」と言わされてしまった。
    この人に頼まれるとなぜだか断れない。
    こんなことはないだろうか?

    この本では、人が思わずYesと言ってしまいがちな
    6つのパターンを紹介している。

    1. 返報性
       何かしてもらうと、同じような形でお返ししたくなる
    2. コミットメントと一貫性
       前の言動と一致した行動を取りたくなる
    3. 社会的証明
       他の人がそうしているから
    4. 好意
       好意を持っている人の言うことは聞いてあげたくなる
    5. 権威
       専門家の言っていることは正しいだろうという思考停止
    6. 希少性
       数量限定、期間限定、レア物、など

    読んでいて、どれも頷かされるものばかり。
    確かにどれも効果があると、経験を通じて実感できる。
    効果と共に、防御策が書かれているところも○。

    「他人にYesと言ってもらいたい」という場面は、
    どんな人も日常的に経験しているはず。
    ビジネスをやっている人ならばなおさらのこと。
    例えば、営業の人だけでなく、上司をYesと言わせたい場合、
    同僚、部下に頼みごとをしたい場合。
    どんなときにも応用が利く。

    ただし、強力なだけに、悪用することも可能だ。
    しかし人をだましてYesと言わせることは、
    長期的には良い関係を築けないのでやめた方が良い、
    というのが著者の言葉。私もそう思う。

    ということで、これはぜひ読むべき本。
    オススメの★5つ!

    ちなみにこの本にたどり着いたのは、マインドマップ的読書感想文
    激賞されていたのがきっかけだった気がする。
    【速報!】最強のビジネス本「影響力の武器」の[第二版]がいよいよ登場!!:マインドマップ的読書感想文

    他にも、勝間和代さんも推奨。
    確かに、それだけすばらしい本です。
    ちなみに続編の「影響力の武器 実践編」も★5つ。

    関連:


    その他の書評などはこちら。
    Socialtunes – haru

  • 読書メモ:ラブホテル経営戦略

    Posted on 10月 25th, 2009 haru No comments
    ラブホテル経営戦略
    ラブホテル経営戦略
    • 発売元: 週刊住宅新聞社
    • 価格: ¥ 1,785
    • 発売日: 2009/04/25

    ★★★☆☆

    まさにタイトル通り、ラブホテルの経営について書かれている本。

    ラブホテルはビジネスホテルなどと異なり、回転数が命。
    平日土日ならして、休憩2回、宿泊1回。平均2〜3回転。
    ざっくり4000円8000円として×30日で
    50〜60万/月・部屋 ぐらい行けば平均的とのこと。

    回転率が高いため、他のホテル業種にに比べて利益率は高い。
    粗利で40〜60%。管理を外注しても、利益で20〜30%となる。
    在庫のない現金商売であることから、儲かりやすい仕組みといえる。

    しかし競合もあるので、当然経営努力は必要となる。
    他が良ければ、一瞬で乗り換えられてしまうからだ。
    一方で、リピーターが7〜8割というのもおもしろいデータ。

    さて、ラブホテル経営で大事なことは何なのだろう?

    1. ハード面:設備、アメニティ
      →老朽化が激しく、飽きられるのも早い。
    2. ソフト面:清掃、応対の丁寧さ
      →プライバシーに敏感な場面なので、ソフト面も非常に重要。

    他におもしろいとおもったのが、経営者が勧めるラブホテルの選び方。

    • 外の看板が綺麗で、看板の中の蛍光灯とかネオン管が切れていないこと
    • 玄関・フロントの掃除が行き届いていること

    従業員は、部屋の掃除は仕事として与えられているが、
    それ以外は行き届かないことが多い。
    つまり、そこまで行き届いているということは、経営者がきちんと
    しているということ、とのこと。

    結局、競争を生き抜いていくのは楽なことではない。
    どの業界も、たゆまず知恵を出していく努力が必要なのだな、
    と月並みな感想に落ち着いた。★3つ。

    関連:


    その他の書評などはこちら。
    Socialtunes – haru

  • 読書メモ:非常識な成功法則

    Posted on 10月 20th, 2009 haru No comments
    非常識な成功法則―お金と自由をもたらす8つの習慣
    非常識な成功法則―お金と自由をもたらす8つの習慣
    • 発売元: フォレスト出版
    • 価格: ¥ 1,365
    • 発売日: 2002/06

    ★★★★☆

    「60分間・企業ダントツ化プロジェクト」「口コミ伝染病」
    「あなたもいままでの10倍速く本が読める」「成功者の告白」など、
    数々のベストセラーを生み出している神田昌典氏。

    外務省のキャリア官僚からMBA取得、米家電メーカー、
    コンサルタントを経て、ダイレクト・マーケティングの大家へ。
    今や文句なしの成功者である。

    彼が語る成功の秘訣とは?
    それを、8つの習慣として紹介している。

    「非常識な」というのは、他の成功本と違う、という意味だろう。
    しかし、その差は序章では見られるものの、他の章は
    あまり非常識という感じはない。
    他の本で触れた内容もあったので、その分すっきり頭に入った。

    私がメモしたのは以下の部分。

    • まずは「お金」に優先順位を置く。次に必死になって「心」を磨く。
      この2ステップを意識する
      →「心」→「お金」よりも早い
    • 良い目標は、その実現に向かってあなたを自動操縦する。
      悪い目標は、障害が生じ、挫折しやすい
    • やりたくないことを明確にする
      →やりたいことの中にもやりたくないことが混在する
    • 目標を紙に書き、常に持ち歩く
      →潜在意識に繰り返しインプットされる
    • 自分に都合の良い肩書きを作る
      →自分に対するラベリング
    • テープ+フォトリーディングでインプット
      →耳は空いている時間は多い
    • 殿様セールス
      →パレートで言うの2割の顧客に集中する
    • お金を溺愛する
      →お金に対する悪いイメージをなくす

    テープは、今なら音声ファイルだろうが、かなり強力なツールだと感じる。
    頭に、本で読むのとは違った入り方をするからだ。
    本を読んで気に入ったら、耳から聞いてみると、
    より印象が強まり、定着しやすくなるだろう。

    神田氏の本はどれも安定しておもしろい。
    本書も良い本だった。★4つ。

    関連:


    その他の書評などはこちら。
    Socialtunes – haru

  • 読書メモ:会社人生で必要な知恵はすべてマグロ船で学んだ

    Posted on 10月 5th, 2009 haru No comments
    会社人生で必要な知恵はすべてマグロ船で学んだ (マイコミ新書)
    会社人生で必要な知恵はすべてマグロ船で学んだ (マイコミ新書)
    • 発売元: 毎日コミュニケーションズ
    • 価格: ¥ 819
    • 発売日: 2009/02/21

    ★★★★☆

    「マグロの鮮度保持剤の開発を進めるには、マグロのすべてを知る必要がある」
    そんな理由から、1ヶ月以上マグロ船に乗ることを命じられた著者。
    船酔いに苦しめられるつらい生活の中で、なぜか人生訓を学んでいた。

    マグロ船というと、マッチョな海の男達が集う肉体派な空間、という印象があるが、
    長期間密室に近い空間で過ごすためのその経験知は、奥深いものばかりだった。
    確かにタイトル通り、一般の企業での仕事や、それ以外の仕事にも応用の効く
    考え方が多いことに驚いた。

    以下、印象に残った言葉を挙げる。

    • 人間はの、幸せのなかにいるときは、幸せに気づかんもんよ。
    • いいことが起きたら喜んで、嫌なことが起きたら暗くなる。それじゃあ犬と同じじゃねーか。
      人間は野、感情をコントロールできるんど。
    • マグロが捕れんときこそ、感情をコントロールしぇんと人間ダメなんど。
    • 結果にばかりこだわると、その途中にある、おもしれーもんや、役に立つことを見逃すんど。
    • つまりの、おいどーらは、おいどーらにできることをすべてやったんど。
      それから後のマグロが捕れるかどうかなんて、海が決めることど。
    • 『努力』っちゅー言葉には、どっか『結果』という見返りを期待しちょるように聞こえるの。
      でもの、努力はたいてい報われんのぞ。最初から報われる期待をして努力すると、
      『努力したのに・・・』とすぐにあきらめよる。
    • 『完璧』を目指せば目指すほど、自分にできないところが目立って落ち込む。
      結果、完璧とはより遠くなるんど。
    • それは他人にわかってもらおうとするからつれぇんよ。
      自分が自分の仕事に楽しさと誇りを持てば、あとは世話ねぇ話じゃ。
    • 『不況で商品が売れん』っちゅーとるやつは、不況を言い訳にして、
      今までのやり方を変えようとしぇん。・・・言い訳に力を使うんなら、
      先に自分のほうを変えたほうがよかろーが。
    • 『便利になれば幸せになる』、そんなん全部幻ど。むしろ、不便な方が
      みんなで助け合ったりして、心の中に幸せを感じるし、難しいこともできるようになるんど。
    • 人のアドバイスに期待しすぎるから、的がはずれたアドバイスに腹が立つんど。
      えーか、『他人からのアドバイスはたいてい的がはずれちょる』。これが普通ど。

    与えられた仕事を全力でこなす。
    失敗は必要。
    変えられないものを変える努力より、自分を変える。
    相手を評価していることも同時に伝える叱り方。
    会話のコツ。
    褒め方。
    「努力」や「完璧」に関する考え方にも、ハッとさせられた。

    ビジネス書や自己啓発書で見るような内容とほぼ重なる。
    どのような道をたどっても、行き着くところは似通ってくる、
    ということなのだろうか。

    サラッと読めるが、奥深い言葉がちりばめられている。
    どんなタイミングでも得る物があるだろう。良著。★4つ。

    関連:


    その他の書評などはこちら。
    Socialtunes – haru

  • 読書メモ:お金と英語の非常識な関係(上)(下)

    Posted on 9月 30th, 2009 haru No comments
    お金と英語の非常識な関係(上) 神田昌典&ウィリアム・リード、スペシャル対談CD付き
    お金と英語の非常識な関係(上) 神田昌典&ウィリアム・リード、スペシャル対談CD付き
    • 発売元: フォレスト出版
    • 価格: ¥ 1,365
    • 発売日: 2004/07/17
    お金と英語の非常識な関係(下)―神田昌典の全情報ソース付き
    お金と英語の非常識な関係(下)―神田昌典の全情報ソース付き
    • 発売元: フォレスト出版
    • 価格: ¥ 1,365
    • 発売日: 2004/07/17

    ★★★★★

    英語の勉強と盛りだくさんの+α

    「口コミ伝染病」「60分間・企業ダントツ化プロジェクト」や
    フォトリーディングでも有名な神田昌典氏の本。
    内容を超要約すると以下のような感じ。

    「本は未だ英語ができる人が少ないので、
    英語をビジネスで使えるようになるととてもよい。
    そして英語をビジネスで使えるようにするのは
    実はそれほど難しくない。考える前に飛べ!」

    他に興味深かったのは以下の点。

    ・意志疎通だけであれば、中学生レベルの単語で十分
    日本人はマジメに「正しい英語」を話そうとするが、
    それはむしろ有害だという考え方の転換。
    単語は捨てる、日常会話を捨てる、などの考え方も斬新。

    ・洋書をフォトリーディングする
    「あなたもいままでの10倍速く本が読める」の神田氏なので、
    洋書をフォトリーディングで読む方法についても書かれている。
    確かに、洋書こそフォトリーディングに向いていると思う。
    和訳が出ていない本でも読んでみようかしら。

    英語の学習以外にも、夢の実現のための考え方や、
    巻末の海外からの情報収集の方法などの情報が盛りだくさん。
    神田氏とウイリアム・リード氏との英語での対談CDもついている。
    どれもとても有益なコンテンツだと感じた。
    オススメできる。★5つ。

    関連:


    その他の書評などはこちら。
    Socialtunes – haru

  • 読書メモ:なぜ会社は変われないのか

    Posted on 9月 27th, 2009 haru No comments
    なぜ会社は変われないのか―危機突破の企業風土改革 (ビジネス戦略ストーリー)
    なぜ会社は変われないのか―危機突破の企業風土改革 (ビジネス戦略ストーリー)
    • 発売元: 日本経済新聞社
    • 発売日: 1998/01

    ★★★★☆

    言ってもムダ。言い出しっぺが損をする。
    これは、変化する力が失われた組織を包む雰囲気である。

    基本的に、人は変化を恐れるものだ。
    これは、人の集合体である組織も同じだ。
    しかし、変化できない組織は、外部環境の変化に対応できない。
    対応できなければ、生き残れない。生物と同じである。

    変化を起こすには、安定、不活性な雰囲気を、
    あえて不安定、活性な雰囲気にすることである。
    これが、企業風土を変える、ということになる。

    しかし、言うは易し、行うは難し、である。
    企業風土というのは、人の思考パターンの集合体と言える。
    従って、企業風土の変革というのは、多くの人の思考パターンを変えることを意味する。
    一人の人の考え方を変えるのも難しい。
    多くの人を変えるともなれば、なおさらである。

    よくあるやり方としては、こんな感じだろうか。
    コンサルタントが入って、経営陣を含んだプロジェクトグループを結成。
    企業の歴史や風土、強みなどの意見を集約、分析し、
    ミッションステートメント的な文言をがんばって作成。
    組織や制度をいじって、それが各部署へトップダウンとして降ってくる。
    現場は降ってきたから「またか」的な雰囲気でとりあえず対応・・・
    こんな方法で、人の考え方が変わるだろうか?

    本書のストーリーから浮かび上がってくる方法は、
    上のようなものとはかなり異なる。
    簡単に言うと、トップダウンの重要性は認識しつつ、
    「やらされている」感をなくすボトムアップを重視するという感じだ。

    以下、メモした部分。

    • マジメなことを言いあえる関係、場(オフサイトミーティング)を作る
    • ミーティングと会議の役割を分ける
       議論⇔情報の伝達、少人数⇔多くても可、長くかかる⇔できるだけ短く
    • 変革には、マネージメント層が重要
    • 二割の社員が変わればいい

    風土の話は、企業だけではなく、人が集まる組織であれば
    多かれ少なかれ共通している話だ。
    多くの人が何かしらの組織に所属しているだろうから、
    組織をよくしたいと思う人にはどこかしら参考になる部分があるだろう。

    ちょっと読みにくい部分もあったが、おもしろかった。★4つ。

    関連:


    その他の書評などはこちら。
    Socialtunes – haru