• 読書メモ:断る力

    Posted on 11月 24th, 2009 haru No comments
    断る力 (文春新書)
    断る力 (文春新書)
    • 発売元: 文藝春秋
    • 価格: ¥ 945
    • 発売日: 2009/02/19

    ★★★★☆

    今を時めく勝間和代さんが語る処世術。

    タイトルから、内容は
    「なんでもかんでも言われたことをOKしてると、
    便利にこき使われてすり減って自分の時間がなくなって
    成長もしないし良くないYO!」
    という感じだと予想した。だいたい合ってた。

    彼女自身、マッキンゼー時代の30代半ばまでは、
    断ることを知らない超優等生だったが、
    激務でかなり精神的にヤバいところまで行っていたらしい。

    しかし断ることを覚え、自分の武器を磨くことに力を注ぐことなしに
    今の状態はないだろう、とのこと。

    • ある意味、私は「断る力」を身につけるまで、
      「コモディティ」すなわち、他人でも十分に代替がきく
      汎用的な人員だったと思います。
    • 自分に時間を使わないと、頭も使えませんから、
      頭を相手に任せて、自分は手足として「動く」ことになります。

    • いずれにしても、ふだん私たちが生活し、
      能力を発揮していく中で、
      「すべての人に好かれる必要」
      はないのです。あるいは、そのこと自体、不可能なのです。
    • 「不得意」なものは放っておく割り切りと強さが必要

    当然、なんでも断る人はただワガママなだけなので、
    自分の強みを活かせる仕事に集中して成果を出すことが必要。
    そして弱みを克服するより強みを伸ばす方が簡単かつ効率がよいので、
    まず自分の強みを知りましょう、と。

    以下個人的な見解。
    自分の信念に従って行動した結果、嫌われるのは納得できる。
    しかし、人に合わせるために行動した結果、嫌われるのはやり切れない。
    従って、自分が信じるところを行動した方がよいと思う。
    それには、まず自分が信じるところがないといけない。
    自分にとって何が一番大事か。考えておきたいものだ。

    内容にはとても共感できた。
    全員に好かれることはできないので、
    誰かしらからは嫌われることを覚悟しておくべし。
    良い本。★4つ。

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  • 読書メモ:会社人生で必要な知恵はすべてマグロ船で学んだ

    Posted on 10月 5th, 2009 haru No comments
    会社人生で必要な知恵はすべてマグロ船で学んだ (マイコミ新書)
    会社人生で必要な知恵はすべてマグロ船で学んだ (マイコミ新書)
    • 発売元: 毎日コミュニケーションズ
    • 価格: ¥ 819
    • 発売日: 2009/02/21

    ★★★★☆

    「マグロの鮮度保持剤の開発を進めるには、マグロのすべてを知る必要がある」
    そんな理由から、1ヶ月以上マグロ船に乗ることを命じられた著者。
    船酔いに苦しめられるつらい生活の中で、なぜか人生訓を学んでいた。

    マグロ船というと、マッチョな海の男達が集う肉体派な空間、という印象があるが、
    長期間密室に近い空間で過ごすためのその経験知は、奥深いものばかりだった。
    確かにタイトル通り、一般の企業での仕事や、それ以外の仕事にも応用の効く
    考え方が多いことに驚いた。

    以下、印象に残った言葉を挙げる。

    • 人間はの、幸せのなかにいるときは、幸せに気づかんもんよ。
    • いいことが起きたら喜んで、嫌なことが起きたら暗くなる。それじゃあ犬と同じじゃねーか。
      人間は野、感情をコントロールできるんど。
    • マグロが捕れんときこそ、感情をコントロールしぇんと人間ダメなんど。
    • 結果にばかりこだわると、その途中にある、おもしれーもんや、役に立つことを見逃すんど。
    • つまりの、おいどーらは、おいどーらにできることをすべてやったんど。
      それから後のマグロが捕れるかどうかなんて、海が決めることど。
    • 『努力』っちゅー言葉には、どっか『結果』という見返りを期待しちょるように聞こえるの。
      でもの、努力はたいてい報われんのぞ。最初から報われる期待をして努力すると、
      『努力したのに・・・』とすぐにあきらめよる。
    • 『完璧』を目指せば目指すほど、自分にできないところが目立って落ち込む。
      結果、完璧とはより遠くなるんど。
    • それは他人にわかってもらおうとするからつれぇんよ。
      自分が自分の仕事に楽しさと誇りを持てば、あとは世話ねぇ話じゃ。
    • 『不況で商品が売れん』っちゅーとるやつは、不況を言い訳にして、
      今までのやり方を変えようとしぇん。・・・言い訳に力を使うんなら、
      先に自分のほうを変えたほうがよかろーが。
    • 『便利になれば幸せになる』、そんなん全部幻ど。むしろ、不便な方が
      みんなで助け合ったりして、心の中に幸せを感じるし、難しいこともできるようになるんど。
    • 人のアドバイスに期待しすぎるから、的がはずれたアドバイスに腹が立つんど。
      えーか、『他人からのアドバイスはたいてい的がはずれちょる』。これが普通ど。

    与えられた仕事を全力でこなす。
    失敗は必要。
    変えられないものを変える努力より、自分を変える。
    相手を評価していることも同時に伝える叱り方。
    会話のコツ。
    褒め方。
    「努力」や「完璧」に関する考え方にも、ハッとさせられた。

    ビジネス書や自己啓発書で見るような内容とほぼ重なる。
    どのような道をたどっても、行き着くところは似通ってくる、
    ということなのだろうか。

    サラッと読めるが、奥深い言葉がちりばめられている。
    どんなタイミングでも得る物があるだろう。良著。★4つ。

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  • 読書メモ:図解 グズをなおせば人生はうまくいく

    Posted on 9月 13th, 2009 haru No comments
    図解 グズをなおせば人生はうまくいく
    図解 グズをなおせば人生はうまくいく
    • 発売元: 大和書房
    • 発売日: 2005/01

    ★★☆☆☆

     待ち合わせはいつもギリギリ。余裕をもって着くことはまずない。
     全てに腰が引けていて、行動を起こせない。
     掃除しようと思うのだけどめんどくさくてはや半年。
     回転は速いが早とちりで、結局時間がかかる。
     あれもこれもやろうと思い、結局必要なこともできない。  

     というように、グズを
    「先のばしグズ」「及び腰グズ」「のんびりグズ」「せっかちグズ」「よくばりグズ」
    の5つのタイプに分け、それぞれどのように克服すればよいかを説明している。
    私はあまり当てはまらなかったのだが、強いて言えば「せっかちグズ」になるようだ。

     グズのタイプにより対策も異なるのだが、大体共通するのは以下のような点だった。

    • 時間の見積もりをする習慣づけのため、時間割をつける
    • 目的やメリットを認識することでやる気を出す
    • 人のせいにせず自分のために動く

     「図解」なので、おそらく本編のダイジェスト版なのだろう。
    そのため、項目間のつながりがわかりにくかったり、一つ一つの項目の密度が薄く感じたりした。
    先に本編を読んだ方がよいのかもしれない。★2つ。

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  • 読書メモ:海馬/脳は疲れない

    Posted on 9月 12th, 2009 haru No comments
    海馬/脳は疲れない ほぼ日ブックス (ほぼ日ブックス)
    海馬/脳は疲れない ほぼ日ブックス (ほぼ日ブックス)
    • 発売元: 朝日出版社
    • 価格: ¥ 1,785
    • 発売日: 2002/07/10

    ★★★★☆

     池谷裕二と糸井重里の対談本。サラッと読める。

     脳は誰もが持っている、それでいて何をするにも最も重要な器官である。
    その性質や仕組みについて、もっと知りたいと思って読んでみた。

     脳については
    「一般に信じられているけれども、脳科学の研究結果とは異なっている」
    というケースがままあるようだ。
    例えば睡眠について。

     普通の人は、「睡眠中は脳は休んでいる」と信じて疑わない。
    しかし実際は、寝ているときも、脳は活発に活動しているそうな。

     例えば、記憶の固定。
    これは主に睡眠中に起こっているため、
    暗記物はきちんと睡眠を取った方が成績が良くなるそうなのだ
    (一夜漬けは記憶に残らないというのは本当らしいですよ)。

     特にレム睡眠中は、その日にインプットした情報を高速に追体験して、
    海馬が情報の要不要を取捨選択しているそうな。おもしろい。

     こんな「へー」的なマメ知識や、日常生活に取り入れられそうな
    ノウハウもてんこ盛りでおもしろかった。★4つ。

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  • 読書メモ:面倒くさがりやのあなたがうまくいく55の法則

    Posted on 9月 7th, 2009 haru No comments
    面倒くさがりやのあなたがうまくいく55の法則
    面倒くさがりやのあなたがうまくいく55の法則
    • 発売元: 大和書房
    • 発売日: 2009/01/15

    ★★★☆☆

    面倒くさがりだからこそ、放っておいて後々面倒なことにならないよう、先に手を打つ。

    という理屈で、面倒くさい事態を回避するために生活の効率を上げる、
    55のコツが書かれている。
    つまるところ、ライフハック本だと読んだ。

    中には、確かにやっておくとよいけれども、
    本当の面倒くさがりはあまりやらないような項目もある。
    例えば「面倒くさいから聞く前に調べる」とか「面倒くさいから英語を勉強する」とか。
    それはさすがに苦しいかと。

    この本を読んでいて考えたのは、
    なぜ人は面倒くさいことに弱いのだろうか、ということ。
    そもそも人間の脳は、未来の大事なことよりも、
    目の前のどうでもいいことに心を奪われるようにできているそうだ。

    これは重要さの判断ができないわけではなく、
    時間が先になると双曲線的にその重要さを割り引いて
    認識してしまうからだそうだ。
    つまり、目の前のちょっとしたことに、
    未来のとても重要なことが負けてしまうということだ。
    (参考:誘惑される意志
    ギャンブルや締め切り前の掃除などが良い例。

    つまり、
    「後々のことを考えて、今のうちにやってしまおう」
    と考えることは、本能に逆らう難行なのだ。

    だからこそ、未来の事態の重要さをしっかり認識し、
    段取りをしっかり組める人は、貴重で重宝されるのだろう。

    ということで、私の感想としては、
    「先のことを実感をもって想像し、モチベーションを失わずに行動をする/続ける」
    仕組みづくりが必要かと思った。
    それには、この本にも書いてある通り、脳科学や心理学の本がオススメ。
    ということで、★3つ。

    今更だが、著者はレバレッジシリーズの本田直之氏。
    本田氏のlifehack系の本では、脳が教える! 1つの習慣がオススメ。(監訳だが)

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  • 読書メモ:人生の教科書「人間関係」

    Posted on 8月 25th, 2009 haru No comments
    人生の教科書「人間関係」 (ちくま文庫)
    人生の教科書「人間関係」 (ちくま文庫)
    • 発売元: 筑摩書房
    • 価格: ¥ 609
    • 発売日: 2007/04

    ★★★★☆

    「カネ、モノが豊か」な状態というのは、わかる。
    それでは、「人が豊か」というのはどういう状況なのだろうか。

    「必要なとこいつでも他人のチカラを調達できること」。
    そのための人間関係、すなわち「自分ネットワーク」が
    豊かであること、と著者は言う。

    こう聞くと、目的のために利用するための人間関係、
    というように聞こえるが、そうではないようだ。
    お互いにチカラを引き出しあう豊かな人間関係、
    とのことである。

    その秘訣は、出会いに「!」、つまり小さな感動を盛り込むこと・・・

    著者は「つなげる力」の藤原氏。
    リクルートから公立中学の校長へ赴任し、
    次々と新しい試みを行っている注目の人だ。

    内容は、その著者が語る人間関係のノウハウ集。
    相手の興味を引くには?聞き上手になるには?
    初対面の人と打ち解けるには?などなど。

    そのコツは、5つにまとめられている。

    1. 人間に関心を持つ
    2. 強みだけでなく、弱みでもつながること
    3. 組み合わせる力が縁を倍加する
    4. 知恵を借りる姿勢をくずさない
    5. 相手の言葉で語る技術

    なんとなくは感じていることだが、
    文字としてまとめられていると認識が深まった。

    以下、いいこと言った!と思った部分。

    • 感動の”!”は、質問の”?”から始まる。
    • 衝突があるから人間関係はおもしろい。
    • まずは、大きくうなずいてください。身を乗り出して聞いてください。
    • 相手と自分共通点を探してリンクを張りましょう。
    • 努力しても距離が縮まらない人と無理につきあう必要はありません。
    • 「たとえ話」がうまくなると、会話が一段と弾みます。
    • 身近な体験を盛り込んでください。テレビや雑誌で見聞きしたことではないあなた自身の体験談を。
    • 子どものころの話を聞いてみてください。
    • 面白い話は圧倒的に体験談。つまらない話をする人は「べき論」「評論」「一般論」ですね。
    • 他者から与えられた信用と共感が大きい人がリスペクトされます。

    人間関係は誰しもに関係する大事なこと。
    文庫本でサラッと読めるので、持ち歩いて時間が空いたときに
    読んでおくとよいでしょう。★4つ。

    藤原氏の本では、「つなげる力」がおもしろい。
    ちょっと触れた、公立高校での試みの話などが書かれている。
    こちらもぜひ読むべき。

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  • 読書メモ:ビジネスマンの父より息子への30通の手紙

    Posted on 8月 16th, 2009 haru No comments
    ビジネスマンの父より息子への30通の手紙    新潮文庫
    ビジネスマンの父より息子への30通の手紙 新潮文庫
    • 発売元: 新潮社
    • 価格: ¥ 580
    • 発売日: 1994/04/01

    ★★★★☆

     父から息子に贈る人生訓

     息子が大学に合格したときの手紙から、会社に入り、
    仕事で成功したとき、失敗したとき、悩んでいるとき、
    そして息子が社長となり、自分が引退するとき。

     人生の様々な場面で、人生の先輩として父が息子に贈る手紙。
    その内容は、厳しくも、優しさにあふれている。
    こういったアドバイスを親が子供にしてあげるということは、
    当たり前のようでいて、決して多くはないと思う。

     この親子の場合、親が起業の経営者として成功を収めていて、
    息子も同じ会社に入っている。
    従って、父の言葉は、親の言葉であると同時に、上司の言葉でもある。
    それがこの親子関係の特殊なところではある。

     そういった点を差し引いても、父の言葉は厳しくも適切なアドバイスである。
    引用する言葉のレパートリーつを取っても、父が勉強家であることを感じさせ、
    内容の説得力を増している。
    それでいて、息子が受け入れやすいような気配りも随所に見られる。

    以下メモ

    • しかし競争に勝つのは必ずしも動きの速い人ではない。
      勝つのは過去の競争から学んで、その教訓を活かす人である。
    • どのような攻撃力も、礼を尽くすことには及ばないと。

     続編として「ビジネスマンの父より娘への25通の手紙」もあるとのこと。
    仕事をしている人には、なかなかためになる本だと思う。★4つ。

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  • 読書メモ:はじめてのGTD ストレスフリーの整理術

    Posted on 8月 13th, 2009 haru No comments
    はじめてのGTD ストレスフリーの整理術
    はじめてのGTD ストレスフリーの整理術
    • 発売元: 二見書房
    • 価格: ¥ 1,680
    • 発売日: 2008/12/24

    ★★★★☆

    GTDの入門書に最適

     日々、やらなくてはいけないことは多く、時間は限られている。
    自然、積み残しは増えていき、何をしようとしていたか、
    何から手を付けるのが良いのか、わからなくなってしまう。
    忙しくなればなるほど、悪循環になる。

     そんな頭の中身を整理するのが、GTD(Getting Things Done)である。
    一言で言えば、高機能のTodoリスト運用法である。

     Todoリストといえば、「重要」「緊急」の二軸を取って分類したり、
    A,B,Cで優先順位づけをしたりするのが有名な方法である。
    私もこれらの方法を試していたが、Cの項目がいつまでたっても手が付かなかったり、
    「緊急」で「重要」なものしかできなかったりして、これでいいのかと不安を感じていた。

     GTDの考え方では、タスクの優先順位付けはしない。
    そして仕事とプライベートも分けない。
    すべてのタスクは同じプロセスで処理し、実行する。
    GTDの仕組みについては、他のサイトや本を参照して欲しい。

     問題としては、一度流儀を身につけるまでのハードルが高いこと。
    慣れれば半自動でこなせるようになるのだが、最初は苦労するかもしれない。
    良い点としては、一度システムを構築してしまえば、
    やることが整理されているという心の平安を得られるということ。

     同じ本の翻訳で『仕事を成し遂げる技術―ストレスなく生産性を発揮する方法』
    という本が昔に出ているが、GTDに興味があって読もうとしたにも関わらず、
    読みにくくて読めなかった。そこで本書にチャレンジしてみた。
    監訳は「百式」の管理人田口氏で、デザインがほぼ一新されている。
    イラストも文章もわかりやすくなっていて、読みやすかった。良い本。★4つ。

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  • 読書メモ:ストレスフリーの仕事術

    Posted on 8月 13th, 2009 haru No comments
    ストレスフリーの仕事術―仕事と人生をコントロールする52の法則
    ストレスフリーの仕事術―仕事と人生をコントロールする52の法則
    • 発売元: 二見書房
    • 価格: ¥ 1,575
    • 発売日: 2006/05

    ★★★☆☆

     GTDについて知りたいと思って読んでみたら、既にGTDを知っている人向けの、ヒント集のような本だった。第5章にGTDの方法が簡単にまとめられていたのでそこは参考になったが、GTDについて知りたいときに読む本ではない。
     「仕事を成し遂げる技術」の方が先であるようだ。そちらを読んだ後にもう一度読み直したい。

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  • 読書メモ:脳が冴える15の習慣

    Posted on 8月 9th, 2009 haru No comments
    脳が冴える15の習慣―記憶・集中・思考力を高める (生活人新書)
    脳が冴える15の習慣―記憶・集中・思考力を高める (生活人新書)
    • 発売元: 日本放送出版協会
    • 価格: ¥ 735
    • 発売日: 2006/11

    ★★★★☆

     なんとなく頭がぼんやりしている・・・
    集中力や思考力が落ちてきているように感じる・・・

     そんな状態を改善するのは習慣の改善である、
    と脳神経外科医の著者は語る。
    本書では、IT化により酷使される現代人の脳を改善する、
    「時間的にも経済的にも負担にならない」脳に良い15の習慣が
    紹介されている。

     以下、内容のピックアップ。

    • 毎日自分を小さく律することが、大きな困難にも負けない耐性を育てる
      →前頭葉の体力をつける
    • 夜の勉強は中途半端にやれ
      →寝ている間に情報が整理される
    • 時間の制約は判断を効率化させる
      →自分で締め切りを作る
    • 一日の行動予定表を書く
    • 問題解決に至るプロセスを書く
      書くことで脳内で組み立てようとしている情報を視覚化するのは、
      前頭葉の仕事を助けることになる
    • 些末な選択・判断を効率化させるルールを持っておくと、脳の力を有効に使える
    • 物の整理は思考の整理に通じている。忙しいときほど片付けを優先させよう
    • 脳の健全な働きを保つには、目を動かして積極的に情報を取ることが必要
      →一時間に一回は上下左右だけでなく遠くを眺める
    • MRで脳の画像検査をする

     うれしいことに、かなり実践していることが書かれていた。
    お墨付きをもらえたような自信になった感がある。

     気をつけようと思ったのが、目を動かすこと。
    これは意識しないとできない。
    しかし、メガネをかけていると焦点がある視野が狭まるので、
    目を動かしにくくなると思う。
    とはいえ、メガネをかけていると脳の働きが鈍くなる、
    というような話は聞いたことがないので、あんまり関係ない?

     日常の習慣を変えるべき、という考え方は同意。
    そういう意味ではlifehack本とも言える。
    目次も章毎のまとめもあり、内容を把握しやすく読みやすい本だった。
    ★4つ。

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